知人に声をかけてもらい、「さぬきうまいもん祭り」に行ってきた。

瀬戸内海育ちゆえ、麺イコール讃岐うどんの私。でも「さぬきうまいもん祭り」で紹介されたのは、うどんだけではない!

実は瀬戸内海はオリーブの栽培がとっても盛ん。友人は香川県・小豆島に出かけては、オリーブ関連製品を買ってくる。

小豆島でオリーブ植栽が始まってから、2018年で110年経ったとのこと。今ではオリーブそのものやオリーブオイルだけでなく、オリーブ牛やオリーブハマチなど、関連製品もとっても豊富に揃っているんだとか。なんだかとっても贅沢ですな。

今回は東京初お披露目だというPR隊「香川オリーブ5」が、「オリーブオイル」「オリーブ豚・オリーブ夢豚」「オリーブ牛」「オリーブ地鶏」「オリーブぶり」を紹介してくれ、さらに八芳園の調理長が腕をふるったという試食メニューもいただくことに。これはうれしい〜〜♪

生産者に、オリーブソムリエが加わった強力メンバー(おひとりは等身大パネルだけど)。さらにプレゼンターの香川県出身の俳優、今里さんが壇上に。
(本筋からは外れるけど、やっぱり俳優さんって発声がいいんだなぁ。声の響きが段違いだった。)

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ちなみに・・・
・オリーブオイル
  一粒ずつ手で収穫
  小型採油機を使うことで、思い通りの味と香りのオリーブオイルを採取
  独自の品質表示制度を実施
・オリーブ牛、オリーブ豚・オリーブ夢豚、オリーブ鶏
  オリーブ採油後の果実を飼料を混ぜて与えることで育成
・オリーブハマチ・オリーブぶり
  オリーブの葉の粉末を2%以上添加した餌で20日間以上育てる 
だそう。

そして振舞われるお料理。

前菜

ああ、見目麗しい♪今回は、各テーブルにエキストラバージンオリーブオイルのボトルが置かれており、「いろんな料理に好きにかけて試してください」とのこと。料理長のメニューに素人が手を加えるなんて恐れ多い、、、と思いつつ、いくつか試してみた。名付けて『オリーブオイルチャレンジ』。

メニューコンセプト

春菊のペーストは、苦味があるけど後味の悪さはなく、パンにつけていただきたい。オリーブオイルを垂らして混ぜ、それをパンにのせてみた。うん、いい感じ。

お次は魚料理。低温スチームされたオリーブハマチはら脂がのっていて柔らかい、でも崩れることなくしっかりと形を保っている。素材がいいものはシンプルな調理法が一番。ほんの少しオリーブオイルチャレンジ。

お魚

お肉料理は牛、豚、鶏の揃い踏み。中でも感心したのは鶏料理。ぱさつきがちな鶏肉がしっかりジューシー。料理長の腕ももちろんだけど、きっと肉質も関係あるんだろう。それぞれしっかりした味のソースがかかっているので、オリーブオイルチャレンジはパスした。

お肉料理

シメは愛する讃岐うどん & 鱧の押し寿司。鱧?この季節に?
同じテーブルの人の真似をして、うどんのおつゆにオリーブオイルチャレンジ。香りが立って、オイルだけどさわやかなのどごしになる。押し寿司にも少しつけたけど、これはそのままの方がよかったかも。

おうどん

香川県が生産量の70%を占めるらしい金時人参を使ったシャーベットなど、デザートも4品。
あー、満腹。うどん県人、まさか普段からこんな贅沢料理食べているのかい?

デザート

『うどん県、それだけじゃない香川県』をしっかり堪能させてもらった。そうそう、お酒も日本酒、焼酎、ワインなどなど多数生産されている模様。香川にアルコール、特にワインのイメージはなかったなぁ。

ドリンク

香川県を含む「SETOUCHI」は、実は海外の旅行サイトで注目されているスポットだそう。ナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌(英国版)の「2019年行くべきデスティネーション」では、なんとなんと第1位!
http://www.natgeotraveller.co.uk/smart-travel/features/the-cool-list-2019

今年は大型連休が予定されているGWの直前の4月29日から、瀬戸内国際芸術祭も始まるとか。まだ旅行先が決まっていない方は、芸術祭で眼福、さぬきうまいもんで満腹というプランもいいのでは。